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2025年10月28日スタッフブログ

ゲーム(ネット)の世界のちょっとした危険に遭遇…

小学校高学年になった我が家の息子は、友達とゲームをする機会が増えてきました。

友達と離れていてもオンライン上でゲームをすることが出来るので、自分がゲームをする時間に、

たまたま友達が同じゲームをしていると一緒にチームを組んで戦ったり遊んだりしているようです。

 

まだまだネットの危険性が分かっていない年齢なので、

ゲーム上でのフレンド(友達)申請は、現実世界の友達だけを(親が)承認するようにしています。

 

先日こんな出来事がありました。

息子が「〇〇(友達の名前)がオレのアイテム盗んだから、フレンド(友達)から外したわ」

「そしたらあっち(友達)もオレをフレンドから外したっぽい」と少しイラついた様子で伝えてきました。

 

私は何だか嫌な予感がしたので、

「ゲーム(ネット)の世界はお互いの顔が見えない分、現実世界よりも気持ちが伝わりにくいから、明日学校に言ったらその友達に、なぜ自分のアイテムを取ったのか聞いてみなさい。」そして「自分がどういう気持ちになったからフレンドを外したのか、フレンドを外されたとき、その友達がどういう気持ちだったのかをお互いに話してきなさい。」と伝えました。

 

次の日、予感は的中しました。

「盗まれた」というのは息子の勘違いだったのです。

どうやら、そのゲームは敵にやられてしまうと、自分の持っているアイテムが全て無くなった状態で再起するようです。

その友達は、息子が敵にやられてしまった時、(せっかく頑張って集めた)アイテムが無くならないように「預かった」という認識だったようでした。

 

片方は、アイテムを「盗まれた」と思い、もう片方はアイテムを「預かった」だけなのに一方的にフレンドから外された、

という気持ちのすれ違いから、現実世界の友達関係にまで影響が及ぶところでした。

こういうすれ違いがエスカレートすると、「いじめ」につながっていくのかもしれない…なんて。

 

ネットの世界は便利ですが、現実世界で顔を合わせながらお互いの気持ちを確認することも必要ですね。

これから年齢が上がれば、スマホを持つようにもなってきます。

改めて、ネットの危険さをきちんと伝えていきたいと思いました。

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