５月３１日（日）に江津市桜江町の長玄寺にて、島根県青少年育成アドバイザー連絡協議会の平成２７年度総会が開催されました。

　はじめに、長玄寺の岡本住職の講話がありました。「人の間（関係性）を大事に、相手の身になる、言葉が通じるのが人間。相手の身にならない、言葉が通じないのは地獄。」「ようこそという気持ちが大切。自分こそという気持ちからは当たり前という思いしか出てこない。他こそ（ご恩）という気持ちからはありがとうという思いが生まれる。」「感謝できる人は強い。」「氷を溶かすことができるのはぬくもりだけ。ぬくもりで子どもは変わっていく。」など、ご自身の家庭や檀家の皆さんとの事例を交えてお話いただきました。

　また総会では、平成２６年度事業報告や決算、平成２７年度事業計画や予算が承認されました。今年度のアドバイザー養成講座は１１月の最終土日に江津市で、また、２日目に青少年育成関係者総合研修会を兼ねて行う方向で検討することが決まりました。

　午後には、和﨑アドバイザーから「地域で育てる有福温泉の子ども」と題して、昨年度の県民会議「しまね青少年育成モデル活動支援事業」として行った取組の紹介がありました。放課後や休日を中心に地域ぐるみで子どもたちを育てていく取組は、アドバイザーの今後の活動の参考となりました。